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えりもの大自然で“超”放牧!愛情たっぷり、ストレスフリーで育てる牛と豚(えりもなかの牧場)



牧場の写真

牛と豚のどちらもが放牧されている珍しい光景が広がる【えりもなかの牧場】では、ブランド牛と豚の販売や六次化を手がける他、黒毛和種凍結受精卵の取扱いも行っています。動物にも人間にも優しい笑顔で接する優しい姿が印象的な倉田太郎さんが運営する【えりもなかの牧場】にお邪魔し、お話を伺ってきました!

かなり珍しい“親子放牧”を行う牧場

牧場というと青空の下で牧草を食べている牛を想像しますが、そもそも牧草地でのびのびとストレスなく育てる放牧を実践していること自体が珍しく、国内の放牧率は20%以下。その中でさらに“親子放牧”をしている牧場というはかなり稀。そんな希少な取り組みをされているのが【えりもなかの牧場】です。

冬の牧場の写真
東京から移住し、中野さんから牧場を受け継ぐ倉田太郎さん

親子放牧はその名の通り親子を一緒に放牧する方法ですが、一般的には生まれた子は親牛と切り離して育てます。その理由としては、次の発情が遅れてしまったり、子供に栄養がいってしまい母牛の肉質が落ちるからといわれています。

牛舎内の写真

でも、人の作為を減らしてできるだけありのまま育てるということで、子宮の回復がしっかりされたり、長期に渡って出産の役割を果たしてくれたり、長い目でみるとメリットもあると感じ、親子放牧を続けています。自家製の牧草を食べて、澄んだ空気をたっぷり吸って、ミネラルたっぷりの湧き水をゴクゴク飲んで育った牛はとても元気!

親子放牧の写真
親子仲良く放牧されている姿が微笑ましい

【えりもなかの牧場】のみで育つ、絶品牛『花子』

花子には「黒毛100%」と「黒毛75%」の2種類があります。「黒毛100%」は主に育成10か月迄に生体で出荷して他の牧場で肥育されます。元々は「黒毛100%」が花子でしたが、ひょんなことから生まれた「黒毛75%」を食べてみたところ、倉田さんは「肉のバランスが良い」と感じ、「黒毛75%」も『花子』として販売するようになりました。いまでは花子のほとんどが「黒毛75%」なんだとか。

ブロック肉の写真
部位ごとの販売はもちろんハンバーグやカレーといった加工品の製造、販売まで行う

実際に『花子』のお肉を食べてみると、 さっぱりとした脂身と旨味たっぷりの牛の味わいがまあ絶品。ほのかな甘い香りがたまりません...!ハンバーグは手のひらに収まらないほどの大きさでボリューム満点。しかも冷凍のまま焼けばOKなのでお手軽。こちらもまた絶品です。

肉料理の写真
長ネギと花子をしゃぶしゃぶ風にして、自家製ラー油で味付けした一品

お米をモリモリ食べて育った放牧豚『次郎-jiro-』

豚はとてもストレスに弱い動物。なので【えりもなかの牧場】ではより豚をいい環境で育てるために豚も大自然で放牧しています。牛の放牧に続いて豚の放牧もなかなか希少。太陽を浴びて牧草地を走り回り、北海道でつくられている炊いたお米を食べ、ミネラルたっぷりの地下水を飲み、のびのびと育てられています。取材時は豚が積もった雪を元気にかき分けて俊敏に走り回っていました。

放牧豚の写真
「おーい」と呼ぶと走って駆けつけてくれたかわいい豚たち

ふるさと納税ではこの『次郎-jiro-』を「ヒレ肉一口カツ 1.75kg ボリュームセット」として提供しています。こちらも無理な肥育などを行わず、抗生物質などを使用することもまずありません。また、エサに炊いたお米を中心に与えることでキメの細かくクオリティーの高いさっぱりとした脂に。

豚ヒレ肉の写真

綺麗な肉質にもうっとり。丁寧に育てられたことをお肉を食べることでさらに実感できます。カツサンドやかつ丼など、さまざまな料理にご活用ください。海があるえりもの自然で育つ豚と牛、どちらもエネルギーに満ちた味わいです。たべるものは私たちの身体をつくる!身体が喜ぶ【えりもなかの牧場】の絶品お肉、ぜひ食べてみてください。

会社概要

牧場入り口の写真

えりもなかの牧場

  • 住所 : 北海道幌泉郡えりも町字庶野803 庶野789

  • 電話 : 01466-6-4450


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