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地元の海産物とアンティーク家具が自慢!100年以上の歴史あり(クリフハウス・柳田旅館)



明治初期にえりも町で船宿として生まれ、100年以上旅館として長い歴史を紡いできた【クリフハウス・柳田旅館】は、景色よし食事よし!道内外から愛され続ける魅力を紹介します。

夕食の写真

明治初期にえりも町で船宿として生まれ、100年以上旅館として長い歴史を紡いできた【クリフハウス・柳田旅館】は、景色よし食事よし!道内外から愛され続ける魅力を紹介します。

襟裳岬・太平洋が見渡せる絶景の宿

えりも町の風を感じながら海沿いを走っていると、パッと目につく鮮やかな青い建物【クリフハウス・柳田旅館】。穏やかな看板犬コロ君が「ワンっ!」と一声、お客様が来たことを店主に伝えお出迎えしてくれます。はじめは少し距離を取るものの「おいで〜」と声をかけると近づいてきてくれて、運転の疲れも吹き飛びます。

看板犬の写真
コロ君10歳。風が強い日は音が怖くてこたつに籠ってしまう

【クリフハウス・柳田旅館】は、えりも神社が目の前にあったり、襟裳岬までは徒歩5分だったり、天気のいい日は散歩もオススメのエリア。海が目の前に広がる旅館です。お部屋は洋室5室と和室6室の全11部屋で洋室は一部屋ごとにテーマが設定されています。1930年代の英国から輸入したというアンティーク家具が魅力的。棚やライト、蛇口までご自身で買い付けしたんだとか。

客室内装の写真
海を望める107号室 / 一番人気のスイートルーム

客室内に入ると海側の洋室と和室は特に景観が良く、広大な襟裳岬・太平洋、漁港が見渡せます。キタキツネやエゾシカが散歩している風景や、夏の昆布漁のシーズンの朝には部屋からは昆布漁が見えることも。襟裳ならではの風景に癒されます。近くを散歩したり、海の波の音に耳を傾けたり、日常の忙しさから離れ、ゆったりと寛げます。

水平線に昇る朝日の写真
107号室からみた朝日。思わず「お~!」と声が出るほど美しい

また、えりも町では日本一あざらしが多く観測できる場所でもあるので、近くの襟裳岬の風の館やアザラシツアーに申し込めば、ゼニガタアザラシなどを近くで見ることもできます。

ゼニガタアザラシの写真

犬や猫、ペットにも優しい旅館

北海道内外から観光や長期滞在、老若男女のお客さんが宿泊に訪れます。なかでもお客様で多いのが50代から60代で、何度も北海道に来たことがあるけど襟裳町までは来た事がなかったという方々。北海道好きがたどり着くコアな旅館とも言えそう。また、11部屋あるうちの6部屋が犬や猫も宿泊OKなので、ペットと一緒に旅行したい層からも人気があります。

犬の本を開く店主の写真
助手席に飛び乗ってきた迷い犬のタマとの出会いときっかけに動物好きになった店主の柳田さん

漁師の休憩場所として船宿がスタート

明治時代は陸路が無かったため、食糧や物資の運搬は函館から船で運ばれていました。そして沖合に船が停泊し、昆布漁に使う小舟が昆布や塩サケを積み、荷の交換を行っていました。時化(シケ)が続くと乗組員は、沖で何日も停泊し船酔いも酷いもの。そこで、船の乗組員を陸上で休養出来る為に部屋を増築したのが船宿のはじまりだったんだとか。

店内の写真

宿のところどころで、宿や襟裳の歴史が分かる写真や資料の展示も楽しめます。また、本もたくさんあるので、お部屋で読むことも可能。店内にあるアンティーク家具もひとつひとつ可愛いので、家具を見ているのも楽しいです。

地元で獲れた海の幸・山の幸

刺身などが並ぶ食膳の写真
お部屋で食事を取ることも可能

旅館の楽しみのひとつである食事も豪華。ツブ、毛ガニ、トキサケなど襟裳岬近海で獲れる四季折々の魚介類や、春はコゴミやみつばといった山菜も。襟裳の季節を感じる食材が楽しめます。朝ごはんも豪華で、日本人らしい和食が楽しめます。

食事会場と朝食の写真
食事会場からも海を望める/朝食は7時から可能。盛りだくさんなラインナップ

旅をより豊かにしてくれる、この土地でしか味わえない魅力が詰まった宿。一人で、家族で、友達と一緒に、どんなシーンでもぴったりな襟裳の【クリフハウス・柳田旅館】、ぜひ訪れてみてください。

会社概要

クリフハウス・柳田旅館

  • 住所 : 北海道幌泉郡えりも町えりも岬59

  • 電話 : 01466-3-1314


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